聖天宮は埼玉県坂戸の郊外にある台湾のお宮さん。周りはのどかな畑。
けっこう田舎にあるのだが長崎や横浜中華街のより規模が大きく随分立派なのだ。
台湾に住む資産家だった男性が不治の大病を患い、お宮を建立しますから何としても病を治してくださいとお祈りをしたところ奇跡的に一命をとりとめたが、何処に建立するべきか神様に問うたところ、行ったこともない日本のしかも当時何もない雑木林しかないこの場所じゃとお告げがあった...。というのが建て主「康國典大法師」の、ハンパない「現代」の建立話。
1981年より着工し、石材など材料は全て台湾から運び、一流の台湾の宮大工を呼んで15年の年月をかけて平成7年に完成したというのだから...!
実際行くとわかるけど、普通よほどの理由もなきゃこんな辺鄙な場所にこんな立派なもの建てないから!!
透かし彫りされた5メートルもある1本柱の石柱とか、
4.5メートルの楠木の1枚板から彫り出した武官像とか、
5000体ある龍の飾りとか、手の込みようもハンパなく圧倒される。
で、なぜここで駐在祈願をするんかというと。
インドに行く前、ここで「インドに駐在したい」と言ったら叶ったから。
台湾など中華系のお宮さんのお参りの仕方として、
お願い事は具体的に「誰が、どこに、いつまでに、どうしたいか」を明確にしてお参りすること。そして「お願いが叶ったら何をお供えするか」お礼は結果が出てから。
インドに駐在したいと言うんか!と思った方。
例を挙げると、フランス人のお友達曰く「フランス人憧れの駐在地no.1はインド」らしいよ!なんかオサレな気がしてきただろ~
台湾式の陰陽で占うおみくじもあるよ。カナメは小吉!
という事で、ここは我が家にとって駐在を祈願する霊験あらたかなお宮さん。
みなさんも是非訪れてみてね~!