今の日本の家でビックリしたのは、
インドと同じ給湯システム「ギザ」だったこと。だけど!
容量がなんと!490リットル!!??
そんなにお湯使って良いんですか~~~????
インドでは50リットルだったからさ!
490リットルってデカい!
タンクがカナメの身長ぐらいある!
「お湯がなくなるから気を付けて」と言われたけど、
インドでの節水感覚が抜けきれず、
お湯の残量メモリがいつも1つしか消えない。
この間初めて2個消えたよ!!!
インドでは水が貴重だった。
家に水が毎日供給されるわけではなくて
何日かに1度まとめてアパートメント共有の
水タンクに汲み上げられる。
それがたまに枯渇することがあって
頭洗っててアワアワなのに水が止まるとか
とんでもない事態が起こったりした。
Delhi Jal Board(水道局)から水の供給が止まることもあって
タンク車を呼んで生活用水を買わねばならん時もあった。
お湯はもっと貴重で、給湯器が50ℓ分しかなかった、
洗面所の上に設置されたタンクの水50ℓを電気で温めるシステム。
50ℓというと1人が超節水しながらシャワー浴びたら終わり、
最後は水になっちゃう。次にお湯が出来るまで1時間はかかる。
これが、ギザという給湯システム。
50ℓのギザなんて、一般的には贅沢な方らしい。
デリーだって冬は寒い。
市場で買った漬物樽のような直径60センチぐらいのタライで
少し湯をためてカナメから浸かりつつ、その湯で頭と体を洗い、
シャワーで洗い流す(湯はタライにためる)→カナメ完了。
その残り湯で母ちゃんが頭を洗う、雑技団よろしくタライに
入ってイッキに体を洗い、シャワーですすぐ。
後半シャワーが水になるので、心臓をグーで叩く。
こんな事をやっていたのだ。
でもね、これで生活出来てたのよ。
デリー住民全員が日本並みに水使ってたら一瞬で枯渇するよね。
人間て、あればあるだけ使っちゃうんだよ。
デリーのホテルの客室にある洗面所もこんな感じ。
どっち回しても節水(笑)
これで良い~~んです!!