日本に一時帰国すると、たまに連れて行ってもらっていた、
渋谷「のんべい横丁」にある大人なお店。
母ちゃんの学生時代のお友達が切り盛りしていた。
彼女は音楽事務所の仕事をしていたこともあって、お客さんも
関連の超お洒落な人ばかりだった!
その彼女、著者は濱守球維さん、母ちゃんはタマイちゃんと呼ぶ。
名前もカッコいい。
オツな大人な味。
大人が好きな、コリアンダーやクレソンなどの香草を沢山使って、
山椒やクミンなんかの大人なスパイスをバランスよくキメて。
他にはない、感覚を揺さぶる味!
たまに、インドのスパイスも好きかな~?と思って
お土産にしたりするときもあったけど、こいつを渡しそびれたのだ。
これ、ヒーング。
原料は木の樹脂らしい、インド料理でピュアベジ(玉ねぎも根菜も使わない)用に
味に深みと風味を付ける調味料。
特に豆カレーに入れると格段に美味しくなる(らしい)
インドから買ってきたのだが、ジップロックに入れていても
引き出しのなか、ぜんぶ強烈なヒーング臭!
あげなくて良かったのかも...。
これ、タマイちゃんなら、何の隠し味に使うかな~?
とか想像しながら引き出しの中で眠らせてる。