カナメのバラタナティヤム帳

高校1年生15歳のバラタナティヤムダンサー 富安カナメです。活動予定&報告とインドの事をアップします。

冬のインドのカワイイもの

 

 

デリーの日本人学校の近くのモールにあった

ビリヤニ屋さんなんだけど、入れ物がカワイイ~

素焼きの壺でコロンとお持ち帰り。

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アタという小麦粉を練ったもので封をして丸ごと焼いてあるのね、

パカっと開けるとホコっとビリヤニ!!

 

そんな見た目に反して

激辛~~~!!

 

 

 

石造りで底冷えのデリーの冬を温めてくれる

なんちゅ~可愛い癒しヒーター!!

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でも、どうやらメーカーさんは

この可愛さに気づいていない様子。

 

 

今日で2学期最後の日!明日から冬休みだけど、

冬休みの宿題はガッツリ今日終わらしちゃうよ!!

 

 

その前に、ちょっと昼寝だ~

 

 

マサラに勝る蟹カレー!

 

これは別格!

何度も言うけど別世界!

インドの

蟹カレー!!

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これが頭から

離れないのだ!

 

シーフードなので

インドでも沿岸部でしか食べられないけど

 

ゴア、オリッサ、チェンナイ、各地で食べたね!

 

蟹をマサラで和えるなんて蟹が台無しじゃ?

って思うでしょ!?それが、

蟹はマサラに勝る!!

言っちゃった(byアラフィフ母ちゃん)

 

ごっついマッドクラブの甘みを

マサラが引き立てる!

脳ミソが覚醒するんじゃないか?

と思うほど美味い!!

 

年末が近づくにつれ、蟹サマの広告を目にするが、

蟹ボイルじゃ役不足かな?役不足なのにリスク高いな!

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話題の代用品「カニカマ」じゃダメかな...(笑)

 

見つけたので参考に、ゴアの蟹料理(左の写真)

「Crab Xec Xec」のレシピを載せてみます。

www.bigfattummy.com

 

やっぱインド行くしかないな!

 

 

 

インドでは日本のカレーを食べてた

「インドカレー随分食べたでしょ」

ってよく言われるけど、ふだんインドでは

日本のカレーを食べてた、週一で食べてた。

 

デリーはインドの北側だから、

わりとバターチキンとか豆カレーもこっくりしたものが

多くて日本人的には、結構胃もたれしちゃうのだ。

 

 

デリーにもビジネス街に日本のココ壱番屋が出来るっていうし

葛西タミル人会の有名人ゴーリさんも無印のカレー美味しいって言ってたね!

lifemagazine.yahoo.co.jp

 

カナメが最近ハマったのは、キーマカレーに山椒を入れたの、

路地裏ガレージマーケットで食べたwarung megumiさんのカレーだ。

あんなにスパイスの種類の多いインドで、そういや山椒ってなかったな。

スパイシーでインドの人も気に入ると思うんだけどな!!!

 

インドの人に山椒を紹介したい!!

 

 

カナメの父ちゃんは「黄レンジャー」と言われるほど

カレーが大好き。ウチでは毎週木曜日はカレーの日!

最近のお気に入りカレールー。

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 最近いろいろあるよね~!

 

今度、インドで食べたカレーの話にするよ。

 

 

 

 

 

 

サンスクリットの先生とチェンナイで出会った。

 

夏休みの自由研究で毎年、

バラタナティヤムの研究

をやっているんだけど、これは今年の。

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今年は、バラタを踊るために必要な

ストレッチとか筋トレとかをチェンナイのトレーナーさんに

教えてもらったから、それもまとめた。

 

あと、バラタナティヤムの基礎知識とか歴史とか、

チェンナイのAKKAに教えてもらったものを少しまとめた。

バラタナティヤムの流派やグルについて、

BAANIとはスタイルの意味でサンスクリット語だ。

AKKAとは多分タミル語で「お姉さん」の意味だ。

ごっちゃまぜだ。

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ノートの端っこに「2」に下2本線みたいなのは、

「上手にノートがまとまりますように」みたいなおまじないなんだって、

チェンナイのAKKAのノートをマネしてみた。

 

バラタナティヤムの基礎は、

「ナティヤシャーストラ」と「アビナヤダルパナ」という

昔々に書かれた教典が元になっている。

 

チェンナイでサンスクリットの研究者、

石井裕さんにお会いしました!石井さんはその

ナティヤシャーストラ

日本語に訳す研究をされています。

 

おおお!

そしたらカナメにも読めるぞ!

 

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奥様は「百年泥」で芥川賞を受賞された

石井遊佳さんです。サインもらっちゃった!

ご本はチェンナイが舞台のファンタジーで超面白いの!

百年泥 第158回芥川賞受賞

百年泥 第158回芥川賞受賞

  • 作者:石井 遊佳
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: 単行本
 

文中に出てくるインドの地名や人名などのインドの言語は

旦那さんの石井裕さんが発音をチェックして正しくカタカナにしているとのこと。

さすがの共同作業!!

 

 

お夕飯をご一緒して石井さんにカナメの宿題を
ちょっと見てもらいました!
「ずいぶん発音のカタカナ表記違ってるね~」

 

そ~なんです...

カタカナ表記って難しいよね~
バラタナティアムかバラタナティヤムか
バラタナ~ティアムか??

迷ってた時もありますが、日本で一番多い

カタカナ表記にしちゃいました。

 

ガンジーか、ガンディーか

ガーンディーか、みたいな...。

 

宿題のは結局、書き直す時間がなく、

そのまま小学校に提出~。

石井さんゴメンなさい!

来年のは石井さんに確認してからにしよう。

 

 

 

なにげにサンスクリット語

お師匠さんが作ったバラタナティヤム教本です。

カナメとか弟子達のバイブルです。

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英語とヒンディー語で書かれてますけど、

ときどきサンスクリット語だったりします。

...お手上げデス。

 

くまモンと一緒にサンスクリット語の

呪文みたいなハスタの歌を歌います。


Sing Hasta song with Kumamon my toy bear

これは、ハスタ(ムドラー)と言って、手の表現が沢山~あって

それぞれにサンスクリット語の名前と意味があって、

それを全部覚えるんだけれど、最後にこの呪文のような歌で終わる。

 

サンスクリットを研究している先生に

チェンナイでお会いしました。カナメの夏休みの宿題をみて

発音を直してくれました。

続きはまた別の日に書こう。

 

 

インドで身に着いた節水感覚

 

 

今の日本の家でビックリしたのは、
インドと同じ給湯システム「ギザ」だったこと。だけど!

容量がなんと!490リットル!!??
そんなにお湯使って良いんですか~~~????

インドでは50リットルだったからさ!

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490リットルってデカい!

タンクがカナメの身長ぐらいある!


「お湯がなくなるから気を付けて」と言われたけど、
インドでの節水感覚が抜けきれず、
お湯の残量メモリがいつも1つしか消えない。
この間初めて2個消えたよ!!!

 

 

インドでは水が貴重だった。

家に水が毎日供給されるわけではなくて

何日かに1度まとめてアパートメント共有の

水タンクに汲み上げられる。

 

それがたまに枯渇することがあって

頭洗っててアワアワなのに水が止まるとか

とんでもない事態が起こったりした。

 

Delhi Jal Board(水道局)から水の供給が止まることもあって

タンク車を呼んで生活用水を買わねばならん時もあった。

 

お湯はもっと貴重で、給湯器が50ℓ分しかなかった、

洗面所の上に設置されたタンクの水50ℓを電気で温めるシステム。

50ℓというと1人が超節水しながらシャワー浴びたら終わり、

最後は水になっちゃう。次にお湯が出来るまで1時間はかかる。

これが、ギザという給湯システム。

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50ℓのギザなんて、一般的には贅沢な方らしい。

 

デリーだって冬は寒い。

市場で買った漬物樽のような直径60センチぐらいのタライで

少し湯をためてカナメから浸かりつつ、その湯で頭と体を洗い、

シャワーで洗い流す(湯はタライにためる)→カナメ完了。

その残り湯で母ちゃんが頭を洗う、雑技団よろしくタライに

入ってイッキに体を洗い、シャワーですすぐ。

後半シャワーが水になるので、心臓をグーで叩く。

 

こんな事をやっていたのだ。

 

 

でもね、これで生活出来てたのよ。

デリー住民全員が日本並みに水使ってたら一瞬で枯渇するよね。

人間て、あればあるだけ使っちゃうんだよ。

 

 

デリーのホテルの客室にある洗面所もこんな感じ。

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どっち回しても節水(笑)

これで良い~~んです!!

 

 

ワイルドフィーバーって何さ?

 

カナメはタイのバンコク生まれインド育ちなので

それもあって、予防接種はたくさん打ってて

各種いろいろバッチコイなんですが。

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母子手帳は2冊ある。タイ語・英語・日本語で書かれたもの、

この緑の手帳は各国仕様が日本の区役所や市役所でもらえる。

 

予防接種の欄に書ききれないほど

たくさん予防接種するもんで、

インフルエンザの注射はいつも後回し。

 

しかしストリートフードを
小さい頃から食べまくっていたせいか
お腹も流行り風邪にもめっぽう強い。

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幼馴染のNMちゃんと、

チャパティの焼き上がりを腕組みして待つ...。

 

露店のスナック、ゴールガッパが大好物!

食べる前に

手なんか洗ってるのかどうだか...。

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とはいえ数年に1度、大風邪をドカーンとひく。

前回は3年前だ。あれは何だったのか高熱が続いた。

いつもお世話になってる近所のクリニックのドクターが

「ワイルドフィーバーだ」って言うばかりで、

日本ならインフルエンザなのか溶連菌なのか何なのか

調べてくれるだろうが、

ローカルのクリニックじゃちっとも分からない。

 

流行り風邪は全部「フルー」だし、

酷い風邪は「ワイルドフィーバー」なんだろう。

 

とりあえず別のラボで血液検査はして

デングもチクングニアも陰性だからノープロブレムと。

 

...でも素晴らしいのは、ドクターが携帯電話の番号をくれて

「いつでも電話して!」って言ってくれること。

大病院のドクターでも大抵、携帯電話番号くれる。

電話したことないけど、すごく心強い。

 

6年生だしね、まわりに受験生も多いしね、

流石に今年はインフルの予防接種をした。

みなさん、くれぐれもご自愛ください。